【 ビリーブ接骨院 柔道整復師 鈴木智也 】
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『頭寒足熱(ずかんそくねつ)』という言葉を聞いたことがありますか?「頭を冷やして足を温める」という意味で、風邪のときなどによく使われる言葉ですが、頭痛や冷え性などの不調にも効果があると言われています。
☆『頭寒』のメリット
体調不良のときは体を温めるにかぎりますが、温めすぎてしまうと逆にのぼせてしまいます。頭を冷やすことで、のぼせを防ぐことができます。また、『頭寒』は頭痛や不眠などの症状を緩和してくれると言われています。片頭痛や、女性であれば月経による頭痛などは、脳の血管が広がってしまうことが原因です。頭を冷やすと脳血管収縮を促し、頭痛の症状を和らげることができます。頭痛で眠れないときにも頭を冷やして血管を収縮させると、寝つきがよくなると言われています。近年は「頭寒」が意識されて「温まりすぎない枕」といったアイテムも販売されているようです。
☆『足熱』のメリット
『足熱』は冷え性を緩和する効果が期待できます。身体の端である足先は、血流がなかなか上手く巡らないので冷えがちです。足先を積極的に温めることで血流が促進され、冷えが緩和されていきます。身体が温めるとリラックス効果も得られ、代謝も上がってメリットがたくさん!
☆『頭寒足熱』のやり方
頭寒足熱の状態をつくるために、積極的に温めるといいポイントが2か所あります。それが「内くるぶし周辺」と「かかとの中央」です。内くるぶし周辺には、「太谿(たいけい)」「三陰交(さんいんこう)」などの冷えにとって大切なツボが集中しています。
かかとの中央には「失眠(しつみん)」と呼ばれるツボがあり、自律神経を整える効果があると言われています。
この2か所に靴下の上からカイロを貼ったり、温かい素材の靴下を履いたりして温めていきましょう。
また、足先が冷たい人は、お尻や腰まわりも冷たい傾向があるので、ひざ掛けや毛布をかけるなどして、お腹周りを積極的に温めるようにしましょう。
☆『頭寒』を『足熱』を上手に使い分けましょう
常に頭を冷やして足を温める必要はありません。頭痛に悩んでいるなら『頭寒』のみ、冷えに悩んでいるのなら『足熱』を取り入れて、日ごろの体調管理のサポートに使ってみてください。