【 ビリーブ接骨院 柔道整復師 鈴木智也 】
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年々患者数が増加し、社会問題になりつつある熱中症。
本格的な夏を迎える前に、徐々に体を暑さに慣れさせることは熱中症予防にとても有効です。
暑さに体を慣れさせて、汗を上手にかいて、熱を逃がしやすくする体に
モードチェンジさせていくことを『暑熱順化 (しょねつじゅんか) 』といいます。
人は暑さにさらされたり、運動や作業で体を動かすと、体の内で熱が作られて体温が上昇します。
その際、汗をかくことで体の熱を奪う気化熱や、皮膚血管を拡張させて体の表面から熱を逃がす
熱放散によって正常に体温を調節することができます。
この体温調節のバランスが崩れてしまうと、体に熱がたまって体温が上昇し
熱中症を引き起こしやすくなります。
一方で、暑熱順化が整った体質になると、わずかな体温上昇でも適度に汗をかき、
皮膚血管が拡張して熱を放出できるようになるので、熱中症になりにくくなります。

○暑熱順化に有効な方法は?
ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの運動を「やや暑い環境」で
「少しきついと感じる程度」の強度で毎日30分ほど続けることです。
30分の運動が難しい場合は、湯船にゆっくりと浸かって入浴することも効果的です。
ポイントは、汗を適度にかくまで運動や入浴をすることです。
個人差はありますが、このような暑熱順化トレーニングを2週間程度続けることで
夏の暑さへの対応力が徐々に身についていきます。
このような習慣は自律神経を整え、頭痛予防のためにも一石二鳥ですが
片頭痛の方は体が温まりすぎると症状が悪化する場合もあるので
無理のない範囲で行うようにしましょう。

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