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季節外れのインフルエンザ

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季節外れのインフルエンザが猛威をふるいはじめています。

9月に入ったあたりから、全国の小中学校などで学級閉鎖も報告されているようです。

例年、インフルエンザは12月ごろから増えはじめ、1〜2月にピークを迎えます。

それは、ウイルスが『低温』『低湿度』だと活発になるからです。

ところが近年は、各地で30度を超える残暑が続き、湿気もあるのに

異例の早さで感染が広がっているのです。

なぜ、季節外れのインフルエンザが流行しているのでしょうか。

ある大学の教授によると、原因は以下の3つが考えられるということです。

➀インバウンドの増加

豪州やニュージーランドなど、季節が冬の南半球からウイルスが持ち込まれた可能性があります。

➁記録的な猛暑

エアコンを常時使用していると、気温と湿度が下がりウイルスの感染力が強くなります。

加えて、換気不足の密室であると更に感染しやすくなります。

➂夏休みが終わり人の接触が増えた

 

 

インフルエンザは、学校などで子どもたちに広がった後

『子どもの家族』→『会社』など社会全体に広がっていくのが特徴です。

今後は高齢者や基礎疾患のある方への感染拡大が懸念されます。

今年は9〜10月に “小さな流行” が起こり、12月以降に “大きな流行” となる可能性も示唆されています。

十分な睡眠とバランスのとれた栄養摂取、 正しい手洗い、室内の換気、適度な湿度など

日頃から心がけることで、感染症から身を守りましょう!

 

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