【 ビリーブ接骨院 柔道整復師 鈴木智也 】
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平年より随分早く梅雨明けし、本格的に暑い夏がやって参りました！ 長い夏になりますが、暑さにやられず元気に過ごしたいものですね。
夏バテの主な原因は暑さですが、同じ気温で暮らしていても夏バテする人としない人がいるのはどうしてでしょう？その差は、実は生活習慣にあると言われています。
＜夏バテする人＞
- 食事…暑くて食欲がわかないので、そうめんなどさっぱりとした物だけで食事をすませがち。
- 飲み物…氷を入れて思いっ切り冷やしたお茶やジュースをゴクゴク飲む。
- 冷房…暑い日ほど、ガンガンに冷房を効かせる。外との温度差は気にしない。
- お風呂…湯船に浸かると暑いからと、だいたいシャワーでおわり。
- 運動…体を動かして汗をかくのは嫌。涼しい室内でアイスを食べつつスマホざんまい。
- 睡眠…体に悪そうだし電気代も気になるので、暑くてもエアコンはつけずに寝る。眠れなくても、ひたすら我慢。
暑い夏、ついついこんな生活習慣になっていませんか？
身体に必要なビタミンやミネラルは、汗と一緒に流れ出てしまいます。汗をたくさんかく夏は特に栄養バランスのいい食事をしないと、だるくて疲れやすくなり、さらに食欲が低下します。
また、冷たい飲み物も胃腸を冷やすため消化機能が低下し、食欲が落ちる原因になります。
冷房の効きすぎた部屋で長時間過ごすと、体が冷えてうまく体温調節ができなくなります。また室内と屋外の温度差が大きいと、自律神経が乱れやすくなり体調不良に繋がります。
シャワーでは体の汚れは落とせても、疲れを取ったり身体を温めたりする効果はありません。暑さで疲れやすく、冷房で知らないうちに冷えてしまう夏こそ、湯船につかることをおススメします。
運動不足になると筋肉が衰え、各器官の機能が低下。体力も落ち、夏バテの原因になります。冷房がきいた部屋で長時間過ごし、汗をかかないでいると全身の血行が停滞しやすくなります。そうすると自律神経が乱れやすい状態になり、夏バテの悪循環に陥ってしまいます。
睡眠は疲労回復にもっとも重要です。暑くて眠つきが悪かったり途中で目が覚めたりして睡眠不足になることは、自律神経の乱れ、体温調節機能や免疫力の低下などを引き起こし、夏バテに繋がります。夜は日中ほど気温が高くなく、電気代は比較的抑えられる傾向にありますので、寝苦しい夜は是非エアコンを活用しましょう。
これらを踏まえ、目標にしたい夏バテしない人の生活習慣は次のとおり。
＜夏バテしない人＞
- 食事…暑いときこそビタミン、ミネラル、たんぱく質、炭水化物、脂質のバランスを意識してしっかり食べる。
- 飲み物…おなかを冷やさないよう、常温か温かい飲み物をチョイス。
- 冷房…猛暑日でも冷房の設定温度は極端に下げず、除湿機能や扇風機を併用する。
- お風呂…ぬるめの38℃程度のお湯をためてつかり、しっかりリラックス。スムーズに入眠できるよう、寝る１時間前に入る。
- 運動…熱中症にならないように、運動は室内で行う。軽く汗をかくようなストレッチや軽い筋トレを毎日の習慣に。
- 睡眠…寝つけなくなるくらいなら冷房を使用。熱帯夜は一晩中つけたままでもOK。
習慣を一気に全て変えようとするとなかなか続かないもの…。できることから少しずつ見直して、長くて暑い夏を元気に乗り切りましょう！！
